病気休暇・休職の診断書は、最大3か月がいい理由 ~公務員だった私が病気休暇に至るまでの経験談2~

保育士歴17年、「保育はプロ、親はアマチュア」をモットーにしているmugiccoです。

「病気休暇って何?どうしたらいいの? ~公務員だった私が病気休暇に至るまでの経験談~」を更新して以来、こちらの記事が一番見てくださっているので、たくさんの方が悩んでいるのだなと思い、今回は「診断書は最大3か月がいい理由」について書きたいと思います。今回は短い記事になります。

簡単に説明しますと、私は、令和2年12月でに地方公務員(特別区職員)を辞めました。

流れとしては、数日有給で通院 →病気休暇(3か月)→休職(3か月)→退職 でした。

公務員の保育士です。退職の理由は「適応障害」の発症からの病気休暇、休職をして、自分の人生を見つめ直したいとの思いからでした。

自分が休んだ時、必要な手続きを先に知っておきたかった・・・!と強く思っていました。でも、これらのデリケートな話は、リアルな仕事の知人には相談しにくい。そんな時に、ネット検索をたくさんした時に、「診断書は3ヶ月で出してもらうといい」と、どこかで書いてあるのを見かけました。
今回、休職経験者である私が、改めて、「診断書は3ヶ月で出してもらった方がいい理由」について分析・説明をしたいと思います。

診断書はなるべく3ヶ月で出してもらってください! 理由:お金がかかるから

簡単すぎました。

もう少し、こまかく説明します。

診断書は3ヶ月がいい理由

①お金がかかるから

医師に書いてもらう書類はお金がかかります。money pink coins pig
そして、病気休暇の3ヶ月の間は、この診断書の支払いは本人負担です。(休職後は人事課が同席して支払いは会社)
金額としては約3000円以内(あやふやです)。驚くほどの金額ではありませんが、診断書のたびにお金がかかるのはもったいない。病気休暇中は「地域手当」やら「残業代」など、今まで入っていたものが入らなくなり、ガクッとお給料が落ちるのでなるべく、最大3ヶ月にしてもらうと良いでしょう。

②病院へ行く回数を減らせるから

病院へ行くと、気が紛れる、心が晴れる・・・など前向きな気持ちがある場合はもちろん当てはまりませんが、私にとっては「通院」、そして「自分の話をすること」その両方が苦しい時間でした。

特に診断書を出してもらう時は、「診断書が出なかったらどうしよう、働けるのかな?急に出してもらえないとか言われたら、どうしようかな?病気のふりをしなきゃいけないのかな(おい)?」と色々悩みました。情緒はガタガタになります。

診断書が出なければ、即、仕事に復帰しなければならないと思い込んでいました。(実際は、復帰前に上司、産業医、人事課との4者面談をしたりしますよ)

病院

診断書をもらう直前の通院は、毎度、心身の体調を崩していました。

もちろん、日々の通院はこまめにしなければいけませんが、診断書をもらいに行くという行為が苦痛で仕方ないので、できるだけ最小限の更新で収められると○かもしれません。

③更新期限が短いと気が休まらない!から

②も記しましたが、診断書の更新前、メンタルが不調になります。私は病欠3ヶ月・休職3ヶ月で辞めましたが、更新の手続きは当然、休んでいる間続きます。

病気休暇中の診断書の更新は、本人だけでOKですが、休職中の更新は、必ず人事が病院へ同席します。(医師と本人が話した後に、人事が入ってきます。*現在はコロナなので、人事は同席しないこともあるようです)
人事課が自分の隣で病院の待合室に座っていることを想像してください。憂鬱になりませんか?私は出先の職場でしたから、これが庁舎勤務の方はもっと辛いことだと思います。更新期間を最小にすることで、人事課の人(仕事の関係者)との関わりも減り、ストレスが軽減されるのではないでしょうか?

診断書2ヶ月の場合の流れ

診断書出てから:休む気が休まらない日々。
1ヶ月経って少し:更新のことでそわそわする日々。
2ヶ月目〜:人事から連絡(2ヶ月目に入ってからすぐか、初旬に来る)
2ヶ月目〜中旬くらい:病院予約&通院&更新手続き(2ヶ月目の更新期限前までに)

見ての通り、心を休められる時間、約1ヶ月と少しくらいなんです。全然、休まりませんから笑!!

これが最大3ヶ月の診断書であったら、継続して休まる期間が増えるということです。

④役所に提出する「病気休暇」「休職」の届けは、3ヶ月更新だから

医師は、基本的に「最大で3ヶ月」までの期間しか診断書を書いてくれません。

医師曰く、「最大でも3ヶ月」しか書けないからとのことでした。
(メンタル系の病だけなのかはわかりません)

休みが必要な期間を3ヶ月の日程で書いたら、期限が来る前に、診断をして出してくれます。

また、「診断書が切れる半月前くらい」までに役所から、「お休みを継続する方向か否か」の連絡がきます。もちろん、医師の診断の元になので、あくまでも希望だけです。

役所への診断書の提出は、必ず3ヶ月以内に提出しなければなりません。

医師も最大3ヶ月しか書けない、役所の更新も3ヶ月で必須であれば、「3ヶ月」で出してもらえるのが一番、楽ですよね。

じゃあ、診断書はお願いしたら3ヶ月で出してくれるの? 結論:「医師によります」

ここまで書いたので、「じゃあ、3ヶ月で出してもらいたい・・・」と思いますよね。
残念ながら、診断書は医師の行為、基本的には口を出すことはできません。

実際、知人は、1ヶ月や2ヶ月単位でしか出してくれない病院に通っていました。医師やカウンセリングに不安を抱いて、大病院へ切り替えたら「3ヶ月」で出してくれました。

3ヶ月と書いてあっても、期限より早く治ることは可能ですし、OKです。しかし、期限が短ければ、必ず通院が必要ですよね。もし聞いてくれるなら、そのようにお願いしてみてはいかがでしょうか?

まとめ:結論、診断書は3ヶ月がいい!

お金的にも、メンタル的にも、労力的にも、お医者さんによく相談してみてください。

自分の人生の主役は自分。自分のことを労ってあげられるのも、責任を取れるのも自分だけです。
体調を崩した時、それは自分を見直すチャンスタイムだと思います。後悔のないように選択していきたいですよね。

プロフィール
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★保育士歴17年。保育所・児童館勤務(公立)
0歳児~18歳とその保護者への支援や相談業務にあたる。
★現在は、「何でもないってコト そりゃあ 何でもありってコト」精神で、webデザインの勉強中。
★一人息子3歳児の子育て中。

適応障害
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